協会を立ち上げるにあたり必要なものは何ですか?
というご相談を多くいただきます。
それは、①規約(会則) と ②理念です。
講座や検定などを行う協会なら、それらのカリキュラムも必要になりますし、もちろん魅力的な講師も必要です。どういった内容を講座や検定にしていくのかの構想やノウハウも必要になるでしょう。
しかし、その前に、どんな協会であれ必ず必要で、最も重要なものが、①規約(会則) と ②理念です。
①規約(会則)
協会も企業と同様に一つの組織ですで、規律や基準が必要になります。
規律や規則、基準がしっかりと整備されていないまま協会運営をスタートしてしまうと、必ずと言っていいほど運営が滞ってしまいます。また、そういった組織には誰も参画してくれず、人が集まりませんのでいつまで経っても一人で運営していかなければなりません。
「協会規約」「会員規約」「約款」「〇〇講座受講規約」など、協会にはさまざまな決まりごとが必要になります。
これらがしっかりしたものであればあるほど、協会自体もしっかりした印象を与えることができ、協会の価値が上がります。
逆に、これらが整備されておらず、あったとしても文言がおかしかったり、変な規約や会則だったとしたら、せっかく入会を検討していた方も「この団体は大丈夫かな?」と不安になり、入会を躊躇してしまうでしょう。
②理念
企業の経営に理念は必要で大事ですが、協会を発展させるためには、より理念経営が重要になります。
協会のもつ理念が崇高な理念であればあるほど人も集まり、逆に、どのような形態の協会であっても、理念がない、もしくは理念がブレてばかりの協会は、長く繁栄しません。
協会という組織は、主従関係や上下関係で繋がることが多い会社組織とは異なり、同じ理念、考え方をもつ会員が集まり同じ方向を見つめ、ともに(協)力し合いながら目標達成していく組織(会)です。
理事や代表を中心に、理念を軸として、良い人間関係を構築することが成功の近道だといえます。
大勢の会員が共感し、ともに成功させたいと協力したくなるような理念、そして、彼らをまとめ、トラブルのない運営を進めるための規約や規程の整備が、協会を立ち上げる際には必要になります。
任意団体、NPO、協会などの活動はチラシやパンフレット、HPなどで断片的に見ることはあっても、団体の目的や運営の実態は外部からなかなか見えにくいものです。
多くの会員の共感を集め、活動に参加してもらうには団体の目的や理念、運営についても情報を公開し信用を得ることが大事です。
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