協会で起こるトラブルには、それぞれ原因があります。
会員からのクレームが後を絶たない。
協会で習ったことを許可なく転用された。
会員を引き抜かれた。
会費を支払わない。
協会や資格の名前を勝手に使われた。
いろんなトラブルを抱えておられる協会が多くあります。
このようなトラブルが起きてしまうと、協会運営者は、その対応に手をとられ、運営が滞ってしまします。
一番の原因はしっかりした規約整備がなされていないこと
一番多い原因は、しっかりした規約が整備されていなかったことによるものです。
予め、受講の前に、もしくは入会の前に会員との間で規約の確認と、その規約について同意いただいていれば、こういったトラブルは未然に防ぐことができます。
また、トラブルになったとしても、すぐに解決することができます。
「〇〇さんが、入会のときに同意いただいた当協会の会員規約第〇条を確認してください。〇〇してはいけないって書いてありますよね?」 と、会員にお伝えすることができます。
「だから、それ止めてもらえますか?」 と忠告できますし、 「だから会員資格をはく奪しますね」 と辞めさせることもできます。
こういった規約が整備されていなかった場合、会員は会員としての権利の主張ばかりしてきますし、トラブルはなかなか解決しません。
ナメられる原因になる
しっかりした規約がなかった場合や、規約があったとしても、どこかの規約の使いまわしや適当な規約だったりすると、 会員は、「規約も適当だし、このくらいは大丈夫だろう」と食ってかかり、その規約を大して重要視しません。
それだけでなく、「この協会、大丈夫かな?」と不信感にも繋がりますし、 「あっちの協会のほうが、しっかりしてそうだし、あっちの協会にいこう」と、協会の流出の原因にもなります。
しっかりした組織だと認識してもらう
連絡事項がいつも代表個人のメールアドレス(しかも、gmailやyahooメールなどのフリーメール)だったりすると、会員からは決して「しっかりした組織」とは見られません。
代表個人のみで運営していたとしても、送信主を「事務局」とし、「〇〇協会運営事務局からのお知らせ」として連絡するようにするなど、会員からどのように見られるかを意識して、軽視されないよう気をつけることがたいへん重要です。
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